凪スピリッツ

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2004/12/05 ツクルということ。 カテゴリー:

「ツクル」ということ。。
金曜日@中野の飲み屋の兄貴と話した。
物をツクルということは・・・・
兄貴はここいらではなかなか骨のある人で、時々変わった話を2人ですること
がある。
昨日のテーマは、ツクルである。
兄貴は酒とその肴のアイデアを形にしていろいろとトライしている。
僕はラーメンというものに対して同様にチャレンジしている。
そんな2人がマトモナ物をツクルには・・・ということから話し始めた・・・
まず何においても、下地が重要。下地とは、知識、経験、修行など。
ここをおろそかにすると基本が身につかずマトモナ物は出来ないと言う。
納得。ある料理人が言っていました。
「料理を作る上で大事なことは、基本を守ること」
基本の中には過去の経験法則が集約されているわけで、これ以上でもこれ以下でもない。
何においてもこの手順通りすることはマトモナ物を作る条件の一つといえそうだ。
次に大事なのは、手間を惜しまないことと言う。手間とは2つ。1つは金になる手間。2つは金にならない手間。金になるとは、料理そのものである。逆に金にならない。手間とは、仕込み、食材の買い出しなどであろう。見かたを変えると知識、修行もこの部類に入る手間といえる。手間なし成功はありえないと言える。

そもそもお金を稼ぐとは、人がやらない、やれないことをやる。ある人曰く「汚い部分を触る」とも言う。だからそれを買うのだと。この部分は商いをやる上では非常に重要な部分であると思う。

もう一つはターゲット。
商売をする上で何でも出来るが実はなんでも出来ないと思う。
今は情報を食べる時代。情報が複雑であれば理解しにくいのだろう。
より専門化、より特化した物が現代に求められている。
商品をどの層ねらいで売り出すのか?短気的な利益をだけでは長続きしない時代になっていると思う。

ある旨いラーメン屋がインスタントでまったく同じ味を再現したとする。
インターネットや店頭で売り込めばあっという間に購入者は増えるだろう。しかしそ
れと同時に店に来るお客も少なくなる。自宅にいながらその店の味が楽しめるのだから。わざわざ店に行く必要がない。
ここで大事なのは何をターゲットにするか。
○○風として店の味を若干落とした物にし(そもそも自宅でいつでも食べれるというだけでかなりのメリットである。)購買層に店との差別化を印象づける。この場合のターゲットは既存の客層とは違う層(または違うシュチエーション)であり、そこへ
アピールが出来れば、相対的な売上のアップが期待出来る。ということなのだろう。

まー以上が中野のバー店主W氏と対談して勉強&感じたことである。
人生勉強ですね☆店主有難うございます。

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