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2007/05/20 凪新聞 カテゴリー:

抜粋・・・・


凪@立川が夏の商戦を前に、新規軸の戦略を打ち出した。


「新規店舗に押されっぱなしなときこそ、やるべきことを惜しまずにやる必要があると思います。」と代表取締役社長生田。先行投資は惜しまない。


先月には、鮮度良くスープの状態管理する為に、大型冷蔵庫を投入。2〜3月にかけて、不安定であったスープ管理に成功した。


「まったく同じ出汁をとっても、冷却時間が違えば、スープの劣化につながり、品質を大きく落とします」スープ担当の小林は熱く語った。


凪@立川が出店するのは、ラーメンスクエアという商業施設。並居る強豪店主のつどう場所。生半可なものは、お客には通じない。それを実感したのが、昨年の出店10月。「今思えば、楽勝気分も正直ありましたね。」と生田が現場を振り返る。しかし、スクエアのトップを手中にするには、それから3ヶ月の月日を費やした。「正直しんどかったとです」他店とは商品のクオリティでは負けてないと思ったが、なかなか、反応がよくない。矢継ぎ早に宣伝広告、ランチの開始で対策するが・・・・「最後はマンパワーでしたね。」今振り返ってもその思いは変わらない。


そして、今年4月、もろくもその牙城は崩れさった。


「実は1月後半から2月にかけて、それは感じていました。」トップを走る凪の後を二番手の我流布がテールトゥーノーズで追いかける。その差は離れることはない。「本店の追い風がなんとか場の空気を持たせましたね。」そう、あの1月後半。時代の窮児林正蔵のこぶ平セットといわれたTVの放映である。「あの追い風がなければ、4月を待つこともなかったと思います」


しかし、その効果も3月下旬、スクエアの店舗入れ替えによって陰りが見え始める。去り行く老舗「白樺山荘」の猛烈な追い上げにあうのだ。順位が目まぐるしく入れ替わる状態へ突入し、4月の新店舗入れ替えで決定的な転落となる。


「慢心」この言葉があうかどうかはわからないが、若くしてトップをとった凪。若さゆえのもろさが露呈された形となった。


「まだあきらめない」そう誓ったのは、こだわりについてきた仲間達の思い。


「風のないところに風を起こす」創業当初(06年)メンバーで誓い合った言葉だ。


その凪は遅れを取り戻すごとく夏商戦に向けた準備をすすめている。「4月以降ライバル店でびっと、の出現により、当社の味と近く豚骨ラーメンとして混同しがち。」結果は厳しく、味、サービス共にクオリティの高いでびっとに。


「イメージ戦略を含めて、すべてが後でになったことは否めない、しかし現状に満足することはない」課題であった味のブレを最小限に、さらなるおいしさの追求もすでに手を打っている「当社の豚骨は豚頭を大量に使い、鶏でまろやかさを出すものです。新しいスープは濃度、コクにこだわった」4月後半の投入のスープver.2.0はさらにコクと濃度を上げることで、ライバル店との差別化を図った。


「このスープが一般顧客へどのようにとらえるかはまだ未知数。「ただ、自分達がおいしいと思うものを追求した結果です」淡々と語る口調に30歳を迎える男に、は迷いはない。


これだけでは終わらない。「タレも変更しています。スープにマッチしてこそベストなタレといえます。」2ヶ月間試行錯誤を経て現在のタレが感性。コクと都内トップレベルの豚骨スープにマッチした評価は市場から得られるのか。


新しいサービスも開始された。土日限定ではあるが、お子様にはバルーンアートの風船サービス。これが思いのほか好評である。また、常連様向けではあるが、薬味もおいてあるらしい、ぜひ試していただきたい。店内にアンケート設置など随所に顧客第一主義を感じるこの店。6月は大きく変化のある月になるそうだ。ラーメン業界で今もっとも注目する店ではないだろうか。


(ロイター通信)


一部誇張した表現があることをご容赦ください。

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