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2012/11/12 ラーメンを取り巻く危機? カテゴリー:

ラーメンを取り巻く危機とはなんだろうか?
先月山路さんの東京ラーメンミーティングというものに参加させて頂いてからずっと考えている。
危機とは大げさかも知れないけれど、そう捉えて見える物を考えてみた。
で気がついてしまった。こら大変な事だと。

もう1軒の個人店か、10軒以上のお店しか繁盛しないのではないだろうか?
とさえ思えてくる。

まず現在味というものは確かに評価の対象にはなる。しかし、もはや甲乙つけがたい旨さを誰もが出してくる。
どれを食べても、これもありだと思えてくる。

※ラーメンの検定化を推進しようとする流れも小さーくあるが、その内容が直接味に結びつくのは難し。
それはラーメンは「なんでもあり」であり、それをひとくくりにする訳にはいかないからだ。(某豚骨らーめん屋さん意見)僕もその点は納得。

もはや修行者と未経験者の間には大きな開きがない。いや、確かにあるのだけれども開業のやり方次第では素人の方が逆によかったりする多様的価値が認められる時代になっているのだと思う。

いやこりゃ大変な時代だ。

そして「味」での差別化というよりも、界隈にラーメン屋が増殖する事によって、より激化し味、サービス、価格と様々が複雑に絡み合ってお店の運営を「問われる」ことになった。

この点で生き残れるのはやはり「想いの積み重ね」が、なされたところが非常に強い。

しかし、ラーメンにおける想いの積み重ねは個店レベルでは十分通用するが店舗展開には向かない。
店舗展開をするのであえれば「味、サービス、価格」が非常に重要になってくる。
これを磨き続けクオリティーを上げていくとなると相当の時間や人を要する。

つまりある種の技術が必要になってくるのだ。
※技術を代用するコンサルティング、ノウハウ、IT技術などは、ある一定の店舗数がないと
中途半端にしかならない。

つまりそのレベルを超えるあたりまでが相当難しい。

味などは根幹になる部分、季節のもの、時流のものなど本格的な開発、研究があってこそできるし、
お客様のハートに届くものだ。所詮小技を使って出したものなど
誰も感動しない時代なのだ。

いやある人達にとっては大変な危機になりつつある。

それでも広げるか?広げないか?

ある一定の規模を超えるとこれほどおもしろい世界も確かにない。素材から吟味、またラーメン用の素材を作り安価に提供できればさらに顧客満足はぐっど上がるのではないだろうか?

写真はラーメンの危機とは無縁だけれども彼らなりに人生の危機といつも向き合っている。天から舞い降りたスロットカーに夢中になっている芸術的写真の1枚です。

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