2014/10/17 改善の継続、気がつけば・・・ カテゴリー:
ここ2年近く、お店や社内環境の改善を継続しています。
まったく成果とは遠く、まだそれが表に出るには時間がかかりそうです。
チームとして小さかったころは、あれもこれもと素晴らしい速度をもってやってきました。
しかし、あるときふといつもの感じでやっていたらうまくいかなくなりこれはまずいと危機感を覚えました。
それが二年前になります。
2011年の震災前後から僕は海外への足がかりを作るため、本社やお店のスタッフたちとも距離ができました。
毎日、休むことなく社内メッセージを書き続けてはいたもののチームとしての一体感を得る実利を感じることのない日々でした。しかし、目の前のやっていること。(当時は海外を成功させること)が将来の保険でもあることは明確であり、ここはなんとしても死守せねばと必死(普段あまりつかいませんが笑)に取り組みそこで奇跡がおこった次第です。(香港のヒットなど)
同時に失うものがありました。創業から脈々と流れていた「何か」がなくなってしまっていたのです。
考えてみれば当然です。社長が1年近くも「デジタル」な人であり、まったく関わりのない社員さんもいたくらいでした。もちろん僕は個人個人に気にはかけていましたが「仕組み」として考えれていなかった。
2012〜2013年は壮絶な時期でした。海外の出店速度や人員のレベルなど到底追いつくものでもなくそれでも必死に舵をとっていきました。このままの事業構造では(海外直営スタイルやパートナーの選別方法)先はないと実感し、日本の社員の離職もさらに上がっていたのでこれはやばいと。
そのあたりから、仕組みを変えていき、基本僕が日本、社員に海外を任せるスタイルに。
そして社内改善への取り組みとしていきました。実際にやってみると会社の規模も大きくなり、やり方も常にブラッシュアップしないととてもじゃないけどやりきれない。
そのためにはやらないことを決めねばならず、メルマガをやめたり、大好きなお客様懇親会やイベント、限定ラーメンや社外の人との食事会を当面休止するなどの実務に明確に影響し、一定の効果があるものから着手していきました。
要は社内にかける時間を増やしたということでしょうか。
これによりデメリットは付き合いが悪い(笑とか、いろいろでしたが、スポットを絞ってラーメン協会の裏方の仕事などを引き受け微力ながらやらせていただいたりはしましたけど。。。
結果はまだまだ先ですが、それでも2年前よりは少しは社内を流れる空気やみなの本気度?も変わってきつつあるかもしれません。
素人経営からプロフェッショナル経営者を目指し、それをラーメンの味追求とブレないお店作りに生かすためにもこれからも継続して社内育成や凪を磨いていきます。それが形になって見えるまでもうちょっと時間がかかりますが、末永くよろしくお願いします。