凪スピリッツ

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2015/01/01 行った年、来た年!元旦に思う事。 カテゴリー:

あけましておめでとうございます。
2014年を少しだけ振り返ってみました。

なんといっても去年は「人」に苦労した1年でした。
これほどまでに苦労したことがあるでしょうかと思うくらいです。
凪はおかげさまで創業から8年と商売をさせて頂いております。

人といえば外食を取り巻く環境からイメージまで2014年は大きく動いた年でもあります。
大手チェーン店の相次ぐ人問題。噴出する不満はチェーン店の「効率」経営にむけられなす術無く
陥落していく様はとても他人事ではないと実感しました。

凪の存在意義を深く考えるきっかけにも成りうるできごとでした。

その中で生まれたのが、「循環型企業への変貌」です。

味を追求し、ラーメン一杯の満足でお客様をお迎えする「基本」は絶対です。
ただ時代の変化とともに、その満足の姿が変化してきました。
ラーメンを作る上で生まれる新たな資源を使い、新たな価値を生むための活動を目指す為にも、
店鋪の展開をしていきます。

単純な「エコ」や「省エネ」といったものではく、もっと本質と分かりやすい形が
求められていること。そしてそれが継続して「成果」をあげるものではなくてはならない。
そんな現実と向き合わなくてはならない時代にきたのだと思っています。

「小さなカンパニー」を目指す!2014年にふと思いついた言葉でした。
小さなという言葉には個人商店でもなく「企業」でもない。
そんな中途半端だからこそぴったりなんじゃないかと思いました。
100億企業とか100年企業とか、もうどうでも良くて。
人生折り返しが見えている今に大それ過ぎるて背伸びはもう止めようと。
先日田中さん(田中商店店主)のお店に創業メンバーと伺った時に話をしたのですが。
田中さんは死ぬ時に「俺ってがんばったなー」と死んでゆきたいと、それが行動基準であると。
いつも背中越しに田中さんに生き様をみておりますが、まさにそんな男です。
僕らもそうありたいなと。
「会社」と表現するのをなんとなく嫌って、カンパニーなんてしゃれっけな言葉にしたのもそういう理由かもしれません。つまり楽しくないもんを楽しく。つまらないものこそ楽しめるものに。
ささやかながらの社会への抵抗かもしれません。
思えば凪ももう少しで10年。創業あたりからは夏山、西尾、大曽根、小林、三善、園田、野口、大里、海老原、生田奈ととても長いメンバーとやっております。ふと思えばこの中核のメンバーで支えていると思うと本当に感謝です。皆望もうが望まなかろーがの仕事を僕の無理を承知で聞いてくれています。
ありがとう。

さまざな変化を感じ取る2014年は凪にとってはまさに「大きく舵を切る」年でもありました。

豚骨から煮干へ120%の力をかける事、そしてその豚骨での新規出店を止め、煮干に特化する。
こう決断をした年でもあります。
沢山のお客様にご指示を頂いていることからも、いろんなご意見を頂きましたが、荒波をくぐり抜け
向かえくる時代に対応して行くためでもあります。どうぞご理解くださいませ。
既存の豚骨主体の豚王は煮干と合体してラーメン凪として営業をする形に随時なっていきます。

また「味」の絞り込みとあわせて、個人プレーを止める事にしました。
店鋪を展開していくなかで、「商品と商人の磨き込み」これがキーワードであることは間違いありません。しかし、当時のプレイヤー主体を貫いていくとどうしても「絞り込み」でのものごとの踏み込みが足りず、レベルの低い能力しか発揮できない現実がありました。度重なるクレームを頂気づいた点でもあります。

まだその活動は成果がでていません。もうしばらく掛かる事でしょう。それでも個人個人の鍛錬の場をもうけ、また日々の清掃を通じて「気がきの多いスタッフ」を多く育て上げる事は、ゆくゆくの活動に大いなる力を発揮すると思っています。

昔から通われるお客様からは、お叱りの声も頂きます。その度にジレンマとの戦いもありますが、こうしてこの瞬間もご来店頂いている常連様やお客様に満足いく商品とサービスを今後も磨き上げ恩返しをしていければと思っています。

2015年はこれらの「磨き込み」のみに励み邁進していきます。
テーマは「快適と楽しさ!」です。五反田店はそんな変化を感じられるお店にしていきます。

本年も変わらぬご愛顧をどうぞよろしくお願い致します。 

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